あるべき姿
FABRICA
ファブリカ
ご存知だろうか
ファッションブランドである
「ベネトン」
が
国際的クリエーターの
育成
支援
を
行うために
全世界の才能ある若者に
チャンスを与える
創造性を育てる
そして
「文化」と「産業」を融合させる
目的で
1994年に設立された
コミュニケーション・
リサーチ・センターのことだ
世界中から招かれた
若きクリエーターたちは
1年間にわたって
奨学金と様々なプロジェクトで
活躍するチャンスを与えられる
イタリアのヴェネチア近郊
トレヴィゾに建つ施設は
建築家
安藤忠雄の手によって
修復・拡張され
そこを拠点にし
クリエーターたちは
グラフィック・デザイン
写真
音楽
インタラクティブメディア
など
様々な分野で
それぞれの表現を磨いている
ファブリカは
まさしく
世界中の
若手クリエーターたちが憧れる
クリエイティブ・ラボである
資格は
25歳以内であること
その後
2週間の様々なテストを
クリアしたモノだけが
内定するという
その数
30-40名
国際的大企業にもかかわらず
トレヴィゾ
という
小さな街に
ある理由には
ベネトン創業者
ルチアーノ・ベネトン
の
出身地であり
「ベネトン」
の
すべては
そこから始まった
という
ストーリーがあり
夢がある
ベネトンの広告ポスターは
常に
世界の政治
情勢
宗教など
様々なものをテーマに取り上げ
特に
人権問題をテーマにしたものが多く
「企業の社会的姿勢を示すものであるべきだ」
という
持論をもっており
クリエイトすることの
深みや奥行きを
示し
これからの
若者へ
その意思を
受け継がせている
このような
若い才能を
発掘する取り組みは
財団の目標でもある