瞬時の判断


存在の価値を決めるのは

誰だろうか

何だろうか














品のいい
デザインのいい

昭和を感じさせる

レトロな
20年代の食器がある




種類が豊富であり
数も揃っている





時代の
生活スタイルというものが
垣間見える




昭和初期か
明治か

そんな
食器棚に





一つだけ

ポツン


醤油差しが
置いてある





「これも時代モノか」



自然と
そう思ってしまう












どうやら

それは
10年前のモノらしい






なぜ
そこにあるのか
定かでないが






なんの疑いもなく
そう思わせた







こういうことは

日常の
あらゆるところでも
言えることで



その空間を意識した
瞬間に

価値が決められた










あそこにあるなら

あの人がいうなら

そう書いてあるから





仮定の状態で
自分が決定しているのだが



大事なところは

相手に委ねていて

責任転換できる状態に
持っていく

防衛本能の一種
だろうか






だから
クレーマーとか
愚痴とか

でてくるのだろう









話を戻すと





自分の周りに
どんな人を置くとか

どんな
環境をつくるとか






相手の

先入観を
コントロールする



というのが
面白い






そういう

戦略

見抜けるか
どうか